料理の味の決め手になる塩には、いろいろなタイプがあります。
サラサラの粒の小さい物から粒の大きい塩まで、種類がとても豊富なので使い分けが難しいです。
この記事では、塩の使い分けや粒の大きさ、種類や味わいについてご紹介します。
塩の使い分け
塩には、いろいろなタイプがありますが、どのように使い分ければよいのでしょうか。
料理には欠かせない塩ですが、使い分けることで料理がぐっとおいしくなります。
塩の粒の大きさ
粒の大きさによって、適した料理が変わってきます。
粒が大きい
塩の粒が大きいと、舌の上で溶けるのに時間がかかるので、甘味を感じやすい。
[相性がいい食材]
・牛肉のステーキ、マグロ、カツオ、イカの刺身など
粒が小さい
塩の粒が小さいと、塩味を感じやすく、素材になじみやすい。
[相性のいい食材]
・天ぷら、とんかつ、トマトなど
塩の種類
塩の種類には、どのようなものがあるのでしょうか。
スーパーの塩のコーナーに行くと、美しいピンク色の塩や、黒い粒が混ざった塩など、いろんなタイプの塩が並んでいます。
塩は3種類に分けられる
いろんなタイプの塩がありますが、大きく分けると3種類に分けられます。
「海水塩」・「岩塩」・「精製塩」
海水塩の特徴
海水塩には2種類あります。
・天日塩→干してつくる
・せんごう塩→煮詰めてつくる
・海水を原料につくられ、ミネラルが豊富です。
・日本産のほとんどの塩は、海水塩です。
岩塩の特徴
・ピンク色のものが多い
・鉄分を多く含む
・海水塩に比べて、しょっぱい
・ヒマラヤ山脈やアンデス山脈のものが多い
精製塩の特徴
・塩辛い
・海水を電気分解(科学反応)して作る
・99.5%以上が塩化ナトリウムのため、ミネラルのバランスが悪い
塩の味わい
塩には、ミネラルがたくさん含まれています。
ミネラルのバランスで、塩の味が変わります。
塩に含まれるミネラル
・ナトリウム→しょっぱさ
・マグネシウム→苦味とうまみ
・カルシウム→甘味
・カリウム→酸味
*体内にミネラルが不足している時は、高濃度の塩がおいしく感じられるそうです。
塩は、健康のバロメーターなんですね!
塩の使い分けや粒の大きさまとめ
毎日の料理に必ず使う塩には、たくさんの種類があって、それぞれに特徴があることがわかりました。
塩のひとつまみが、料理の味を左右するようですね。
塩の特徴を知って使い分けることで、料理の腕を上げることができますよ。
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[…] →塩の使い分けや粒の大きさは?種類や味わいについて! […]
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