小寒とは?2023年はいつ?七十二候・旬の食べ物や行事

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小寒 年中行事

この記事では、小寒(しょうかん)について以下の内容をお伝えします。

  • 小寒の意味
  • 2023年はいつなのか
  • 小寒の七十二候(旬の行事、草花や食べ物)

小寒の意味や小寒の七十二候を知ることで、一年でもっとも寒い小寒とはどんな時季なのかを理解することができます。

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小寒(しょうかん)とは?

小寒とは、もっとも寒い季節のはじまりで、「寒の入り」といいます。

「寒」の期間は約30日間で、「寒の明け」の節分まで厳しい寒さが続きます。

2023年の小寒はいつ?

2023年の小寒 1月6日                               【期間】1月6日~1月20日ごろ(約15日間)

二十四節気の一つである「小寒」は太陽の動きを基準にして決めるため、毎年同じ日になるわけではありませんが1日前後するだけで、ほぼ固定されています。

*二十四節気と七十二候について

寒の内

寒の内とは、小寒から節分までの30日間を意味し、以下のような特徴があります。

  • 「小寒」と「大寒」を合わせた節分までの三十日間
  • 寒中見舞いを送る時期
  • 「寒中」ともいう
  • 酒や醤油、味噌を仕込む
  • 寒中水泳などで体を鍛える時期

 

「小寒の氷、大寒に解く」小寒に張った氷が大寒に解けるほど、むしろ小寒のほうが寒いと感じる時がある。

 

寒の明け

寒の空けは、もっとも寒さが厳しい「大寒」が終わる日です。

2022年の寒の明けは、2月4日(立春です。

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小寒の七十二候

小寒の七十二候は、この時季の気候や自然の変化を細かく表現しています。

もっとも寒い時期を迎える小寒の旬の句や行事、草花や食べ物について、七十二候の中の3つの候(初候・次候・末候)で詳しく解説します。

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小寒【初候】第六十七候

新暦】1月6日~10日ごろ

・芹乃栄(せりさかう)

意味】芹(せり)がよく生育する

旬の句

鷽替えに 楠の夜空は 雪こぼす(朱鳥)

【旬の草花】

春の七草 春の七草とは、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(母子草)、ハコベラ(はこべ)、ほとけのざ(こおにたびらこ)、スズナ(かぶ)、すずしろ(大根)

1月7日の人日の節句の朝に、邪気を払い万病に効くといわれる、春の七草が入ったおかゆ「七草がゆ」をいただきます。

人日の節句とは?「五節句」の中の一つで、神様にごちそうを供えて祝う日です。人日の節句は特に重要とされています。                                     五節句】

  • 1月7日人日の節句
  • 3月3日上巳(じょうし)の節句
  • 5月5日端午(たんご)の節句
  • 7月7日七夕(たなばた)の節句
  • 9月9日重陽(ちょうよう)の節句

【旬の行事】

どんど焼き正月の松飾りを燃やして年神さまを天へ送るならわしです。書初めも一緒に燃やして、燃えかすが空高く舞うと字が上達すると言われ、燃やす時に「どんどや」と声を発することから「どんど焼き」と言われるようになりました。

主な記念日

  • 1月6日 色の日
  • 1月7日 七草の日
  • 1月8日 勝負事の日
  • 1月9日 風邪の日
  • 1月10日 110番の日
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小寒【次候】第六十八候

新暦】1月11日~15日ごろ

・水泉動(すいせんうごく)

意味】地中で凍った泉が動き始める

旬の句

冬枯や 雀のありく 戸桶(とひ)の中(大祇)

【旬の行事】

鏡開き 1月11日神様に供えた鏡餅を金づちや手で割っていただきます。

鏡餅には神様がが宿っているので、神様と縁を切らないように「割る」や「砕く」と言わず縁起の良い「開く」という表現をします。

小正月 1月1日の元日を大正月と呼ぶのに対して、1月15日は「小正月」と呼びます。門松やしめ縄を外して、柳の木の枝などに餅花や繭玉を飾ります。秋田県では「なまはげ」、降雪地帯では、かまくらなどの行事が行われます。2000年までは、小正月に成人式が行われていました。

【旬の食べ物】

春菊 旬は11月~2月。カロテンが豊富でかぜ予防や肌の健康に効果があります。鍋やすき焼きに使うことが多く、独特の香りと苦みがあります。関西では「菊菜」と呼ばれています。

【旬の草花】

柊(ひいらぎ)11月~12月に白い小花が咲くことから「柊の花」は冬の季語として俳句に詠まれています。「柊」の葉はトゲトゲしており触れると痛いことから、痛みを表す古いことば「疼ぐ(ひいらぐ)」から名づけられました。

 

主な記念日

  • 1月11日 鏡開き
  • 1月12日 桜島の日
  • 1月13日 ピース記念日
  • 1月14日 タロとジロの日
  • 1月15日 小正月
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小寒【末候】第六十九候

【新暦】1月16日~19日ごろ

・雉始鳴(きじはじめてなく)

【意味】雄のきじが鳴きはじめる

旬の句

雉子(きじ)の眸(め)の かうかうとして 売られけり(楸邨)

【旬の行事】

初釜 新年最初に行うお茶会で茶道の稽古をはじめる日です。元日の朝に初めてくむ若水で釜を開き、新年のあいさつがすんだ10日ごろに客を招いてお茶を振る舞います。

【旬の食べ物】

蕪(かぶ) 春の七草のひとつで、すずなは蕪の古名です。甘味が増す秋~冬が旬で葉にはカロテンやカルシウム、鉄分、白くて丸い根にはビタミンCやカリウムが豊富です。鍋やお漬物、かぶら蒸しなどにしておいしくいただきます。

鮟鱇(あんこう) 旬は冬。「鮟鱇は捨てるところがない」といわれ、トモ(ひれ)、皮、えら、アンキモ(肝)、水袋(胃袋)、ぬの(卵巣)、すべておいしく鮟鱇の七つ道具と呼ばれています。

【旬の草花】

蝋梅(ろうばい) 年明けに咲く花のひとつで、かぐわしい香りの黄色の小花が枝にいくつも咲きます。この時期は旧暦で12月で、別名を臘月(ろうげつ)というところから、蝋梅(ろうばいと名付けられました。

主な記念日

  • 1月16日 禁酒の日
  • 1月17日 防災とボランティアの日
  • 1月18日 都バスの日
  • 1月19日 のど自慢の日

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小寒とは?まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

小寒の意味や2022年の小寒の時期、行事や食べ物などについてご紹介しました。

一年でもっとも寒い時期にはいる小寒は、体調管理をしっかりしてお過ごしくださいね。

コメント

  1. […] (冬を表す節気:立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒) […]

  2. […] 小寒とは?2022年はいつ?二十四節気と七十二候/初候・次候・末候 […]

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