立冬(りっとう)とは?
二十四節気の一つである立冬は、冬の始まり。
立冬を迎える11月上旬は、まだ紅葉がきれいな時期ですが、実際には冬に入ったのでしょうか・・。
この記事では、立冬の意味と2023年はいつなのか、二十四節気と七十二候の旬の食べ物や植物についてご紹介します。
立冬(りっとう)とは?
立冬とは、冬の始まりを意味します。
季節を表す二十四節気の1つで、暦の上で冬が始まる日とされています。
「こよみ便覧」には、『冬の気立て始めて、いよいよ冷ゆれば也』と記載されています。
いよいよ寒くなっていく時期というような意味ですね。
2023年の立冬はいつ?
- 二十四節気の一つである「立冬」は太陽の動きで日にちが決まるため、毎年同じ日になるわけではありませんが1日前後するだけで、ほぼ固定されています。
- 二十四節気は日にちだけではなく、期間(11月7日ごろ~11月21日ごろ)を指す言葉でもあります。
*立冬の期間が終わった11月22日ごろに、次の二十四節気「小雪(しょうせつ)」に移ります。
二十四節気と七十二候
二十四節気とは、一年を二十四等分して季節を表したものです。
そして、さらにこまやかな季節の変化を知るために七十二候に分けました。
立冬の七十二候
*末候の「金盞香」を意味する水仙は、「金盞銀台」(きんせんぎんだい)と呼ばれています。
「金盞銀台」とは、水仙の黄色い冠を金の杯、白い花びらを銀の台にたとえた言葉です。
二十四節気の四立(しりゅう)とは?
二十四節気の四立とは、四季(春夏秋冬)それぞれのはじまりで特に重要な節気とされています。
立冬の旬の食べ物と植物
旬の食べ物
立冬に食べる特別な行事食はありませんが、この時期に旬を迎える食べ物があります。
【旬の食べ物と時期】
ゆず | 11月~12月 |
かぼちゃ | 7月~12月 |
さつまいも | 10月~1月 |
ごぼう | 11月~12月 |
しょうが | 10月~11月 |
銀杏(ぎんなん) | 9月~11月 |
サンマ | 9月~11月 |
柿 | 9月~11月 |
梨 | 9月~11月 |
りんご | 11月~1月 |
【立冬の時期に見られる植物】
水仙 (11月中旬~4月)ヒガンバナ科の多年草で、白や黄色の花を咲かせる。日本水仙の見ごろは12月~2月。
【花言葉】自己愛・うぬぼれ
【水仙の色別の花言葉】
- 黄色の水仙・・「もう一度愛してほしい」、「私のもとに帰って」
- 白色の水仙・・「神秘」、「尊敬」
サザンカ (10月~12月)ツバキ科ツバキ属の一種で、日本の固有種。
【花言葉】困難に打ち克つ、ひたむきさ、理想の恋
【サザンカの色別の花言葉】
- 赤いサザンカ・・「謙譲」、「あなたがもっとも美しい」
- 白色のサザンカ・・「愛嬌」、「あなたは私を退ける」
- ピンクのサザンカ・・「永遠の愛」
立冬の日のイベント
・立冬の日のイベント
「あられ・おせんべいの日」
1985年 新米がおいしいこの季節に、あられやおせんべいを家族で楽しんでほしいという思いから全国米菓工業組合が制定。
「鍋の日」
2001年 家族で鍋を囲んでだんらんを楽しんでもらおうとの願いを込めて、ヤマキ株式会社が制定。
関連記事
立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・ 処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
立冬とは? まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
立冬とは?2021年はいつなのか、二十四節気と七十二候の旬の食べ物や植物についてご紹介しました。
旬の食材を使って、おいしい鍋を楽しみたいですね。
コメント
[…] 二十四節気 立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒 […]
[…] 二十四節気 立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒 […]
[…] 立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・ 処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒 […]