この記事では体に安全なお弁当箱について、次の内容をお伝えします。
- 体に安全なお弁当箱
- アルミ製とプラステック製のメリット・デメリット
- けっきょく、どっちがいいの?
アルミ製とプラステック製のお弁当箱のメリットとデメリットを理解してご自分に合ったお弁当箱を選んでくださいね。
体に安全なお弁当箱
毎日使うお弁当箱について、悩んだことはありませんか?
とくに小さいお子さんのお弁当箱は、体に害がない物はどれなのか迷われると思います。
どのタイプのお弁当箱にもそれぞれメリット・デメリットがありますが、ここではアルミ製とプラスティック製のお弁当箱についてお伝えします。
アルミ製のお弁当箱のメリットとデメリット
アルミ製のお弁当箱の魅力は、何といっても丈夫で軽いことです。
最近は機能的なお弁当箱がたくさんあるので、アルミ製のお弁当箱を選ぶ人は少ないかもしれませんね。
すこしレトロな感じのアルミ製のお弁当箱ですが、使い勝手はどうなのでしょうか?
アルミ製のお弁当箱のメリット・デメリットについて順番にお伝えします。
メリット
- 軽くて丈夫
- 割れたり、壊れたりせず長持ち
- 汚れ落としが簡単
- 色素が沈着しない
- 食品の臭いが残らない
- フタを上からかぶせるだけの簡単な構造は、小さいお子さんでも開けやすい(ゴムパッキンがない)
- 最近のアルミ製弁当箱はサビに強い
デメリット
- 簡単な構造により、汁を含むおかずがこぼれやすい
- ごはんがくっつきやすい(お米がたべにくい)
- レンジで温めることはできない
- 漂白ができない(塩素の影響でアルミがサビる)
- 食洗器が使えない(食洗機用の洗剤がアルカリ性のため変色する)
- 価格が高め
- プラステック製と比べると少し重たい
お弁当箱から汁がこぼれないようにする方法
アルミ製弁当箱の大きなデメリットの一つが汁のこぼれやすさです。
これを解消するには以下のような方法があります。
- 市販のゴムのパッキンを貼り付ける
- ベルトをして密閉度合いを高める
また最近ではパッキンのついているアルミ製弁当箱も販売されているので、それらを購入すれば汁がこぼれる心配はなくなります。
お弁当箱にごはんを付きにくくする方法
アルミ製弁当箱は、ごはんがくっついて食べにくいという難点がありますが、解消するには次の方法があります。
- お弁当箱の内部に少量のオリーブオイルやバターなどを塗っておく。
これだけで簡単にごはんがくっつかなくなるので、ごはんつぶがくっついて食べにくいと感じる方はためしてめてみてください。
アルミ製のお弁当箱は体に害がある?
アルミ製弁当箱を使用すると、アルミの一部分が溶け出して人体に害があり、将来アルツハイマーの原因になるというような説がありましたが、これは誤りであるとされています。
アルミ製弁当箱からでるアルミ成分は、食物や水など通常摂取するアルミ成分にくらべると極微量で人体への影響はないとのことです。
プラスティック製のお弁当箱
プラスティック製のお弁当箱は、デザインやカラーが豊富で、キャラクター好きな子どもにも人気です。
密閉性が高い物も多く、こぼれる心配が少ないのでとても使いやすいですね。
では、プラスティック製のお弁当箱のメリット・デメリットを順番にお伝えします。
メリット
- デザインやカラーが豊富
- 密閉性が高く、汁ものがこぼれにくい
- 電子レンジが使用できる
- 価格が安い
デメリット
- 油汚れが落ちにくい
- 食材の色やにおいがお弁当箱に移りやすい
- BPA(ビスフェノールA)という化学物質が原料に使われている
BPAについて
BPA(ビスフェノールA)は、プラステックの材料や添加物として使われ、環境ホルモン問題のきっかけになった化学物質です。
BPAは身体に悪影響があるという多くの研究報告があります。
BPAの規制強化をしている国が出てきており、特に哺乳瓶や子供用コップなどのBPAの使用を禁止している国が多くあります。
*研究報告については以下を参考にして下さい
けっきょく、どっちを使えばいいの?
アルミ製とプラステック製のお弁当箱のメリットとデメリットをお伝えしましたが、けっきょくどっちを使えばいいの?
どちらも一長一短あるので、どちらがいいとは言い切れないと思いますが、小さいお子さんが使うのであれば、以下の理由でアルミ製のお弁当箱をおすすめします。
- 簡単にフタがあく
- BPAの使用なし
幼稚園や保育園では「お弁当箱はアルミ製で」と指定されることがありますが、こういった理由もあるのかもしれませんね。
コラム

アルミのお弁当箱に梅干しはNG?
入れても大丈夫です。アルミは酸に弱いですが、朝お弁当箱に入れてお昼に食べるような数時間では溶けません。
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体に安全なのはアルミ製のお弁当箱だった
最後までお読みいただきありがとうございました。
アルミ製のお弁当箱とプラスティック製のお弁当箱には、それぞれメリット・デメリットがあることをお伝えしました。
けっきょく、どっちを選べばいいのか?
- アルミ製の弁当箱がおすすめ
- プラスティック製のお弁当箱ならポリカーボネードという種類のプラスティックが使用されていないものを選ぶ。
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