健康を意識して、毎日はちみつを食べている人が多いと思います。
たしかに、はちみつは多くの栄養素を含んでいて、とても健康的な食べ物です。
中でも、純粋な生はちみつは、適切に摂取すれば健康にとても効果があります。
ところで、生はちみつて、どんなハチミツのことなのでしょうか?
この記事では、生はちみつの効能と、効果的に摂る時間や賞味期限などご紹介します。
生はちみつとは?
生はちみつとは、どんなハチミツのことなのでしょうか。
一般のはちみつは、60度以上に加熱するとビタミンなどの栄養成分が破壊されてしまう性質があります。
生はちみつは、加熱処理や、ろ過処理などの余計な手を加えていない自然のままの純粋なハチミツなので栄養価はそのまま残っています。
生はちみつの効能

生はちみつには、たくさんの効能があります。
【腸内環境を整える】生はちみつには、乳酸菌がたくさん含まれているので、整腸作用がある。(グルコン酸、オリゴ糖など)
【保湿効果がある】口内炎や唇の荒れを修復する。
【疲労回復】
ハチミツは疲れた時に役立つ。
ハチミツの主成分であるブドウ糖や果糖が、はちみつのB1との相乗効果で疲れが取れます。
【免疫力を高める】
生はちみつは、抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用などの酵素が含まれているので炎症に効いたり体全体の免疫力を高める。
【貧血の予防】
鉄分とハチミツを一緒に取ることで、貧血の予防が期待できます。
ハチミツの3つの分類

はちみつは、加工処理の方法で3つに分類されます。
- 純粋はちみつ→非加熱で一切加工処理がされていない
- 加糖はちみつ→水あめや異性化糖などが加えられている
- 精製はちみつ→加熱して減圧釜などではちみつが脱色脱香されている
効果的に摂る時間は?

生はちみつを効果的に摂取できる時間があります。
【寝る前】
・寝ている間は腸も休んでいるので、はちみつの乳酸菌を長時間とどめておくことができます。
【空腹時】
・栄養素が体内に効率よく吸収できます。
生はちみつ1回の摂取量
・生はちみつ1回の摂取量→「ティースプーン1杯」
ハチミツの特性として、一定量を吸収したら、あとは自然に排出される特製があるので、多く摂っても意味がありません。
毎日、「ティースプーン1杯」が適量ですね。
生はちみつの賞味期限

ハチミツの賞味期限は気にしなくても大丈夫です。
賞味期限については、表示のない物もありますが、一般には1~2年とされています。
しかし、はちみつは抗菌作用があって腐りにくいので、きちんと保存していれば期限は気にしなくてもよいとも言われています。
長年養蜂をされている方の話では、ハチミツが手元に届いた時と同じ状態かどうかで判断するのがよいと言われています。
保存法
はちみつの保存
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所で保存する
- 乾いた清潔なスプーンを使用する
生はちみつの表示
生はちみつの表示には、厳密な定義がありません。
非加熱で一切加工処理をせずに、余分な物も加えていない純粋はちみつのことを生はちみつと表示されることもあります。
ただ、はちみつの規制はとても緩いので、「純粋はちみつ」と書かれた物が、すべて本物の「生はちみつ」であるかは定かではありません。
健康のためにハチミツを食べるのであれば、生産者をしっかり調べてから購入されることをおすすめします。
生はちみつについてまとめ
生はちみつと表示されていると、栄養がたっぷりで、いかにも体に効きそうなイメージがありますが、実際には、はちみつの表示には曖昧な物が多いのがとても残念です。
ハチさんたちが命がけで集めてくれたハチミツを頂くのですから、できれば余計な加工がされていない純粋なはちみつを頂きたいですね。
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