花粉荷は、ローヤルゼリーの原料となるもので健康にとても効果があります。
あらゆる栄養素を含んだ花粉荷は、働きバチや幼虫の食糧にもなっていて「完全栄養食」とも言われているほど栄養価が高いものです。
この記事では。花粉荷の健康パワーや働きバチの知恵と生涯ついてご紹介します。
花粉荷とは?
花粉荷とは、ミツバチが花から集めた花粉を蜜などで固めたものです。
ミツバチたちが、自分の体についた花粉を、脚を使って上手に集めて丸めてお団子にしたものを、巣に持ち帰ります。
花から花へ飛び回つている間に大きくなった花粉だんごを、ミツバチは自分の後ろ足の先の「花粉かご」に乗せて、巣に持ち帰っていきます。
ミツバチの足の先につけた花粉団子が、カゴで運んで見えることから「花粉荷」と呼ばれています。
ミツバチを見ていると、花から花へと自由に飛んでいるように見えますが、ちゃんと行く先を決めていて1種類の花粉だけを集めているんですよ。
かわいいですね。
花粉荷の健康パワー
北欧や中国では、かなり昔から花粉荷を食べています。
昔の書物や中国医学書などにも、花粉の健康パワーについて書かれたものがたくさんあります。
花粉の健康パワーについては、中国の歴史的な薬学書「本草網目」やフランスの博士などが、健康パワーについて書いています。
最近では、花粉荷に抗酸化成分も含むことがわかってきたようです。
栄養素としては、タンパク質、アミノ酸、ビタミン、脂質、ミネラルなどがバランスよく含まれています。
働きバチの知恵
働きバチは、巣に持ち帰った花粉荷をどうしているのでしょうか。
働きバチのすばらしい知恵
働きバチの知恵はすばらしいですよ。
働きバチは、持ち帰った花粉荷が腐らないように、花粉荷にはちみつを塗って保存性を高めます。
巣の中はあたたかいので、花粉荷はやがて発酵が起き「蜂パン」と呼ばれる発酵物に変化します。働きバチたちはそれを食料にしたり幼虫にも与えています。
ミツバチの食糧源は花粉と花蜜だけですが、花粉荷は完全栄養食といわれるくらい、あらゆる栄養素がバランスよく含まれているんです。
働きバチの知恵には本当に感心させられますね。
働きバチの生涯
働きバチの生涯は、わずか1か月程度です。
働きバチは、短い生涯の前半は内勤バチとして、巣の中をきれいにしたり子育てをして過ごし、後半は外勤バチとして蜜や花粉の収集をします。
短い生涯を巣のために捧げるんですね。
働きバチたちが一生懸命に集めて作った蜜や花粉を大事にいただかないといけないですね。
花粉荷についてまとめ
花粉荷と働きバチについてご紹介しました。
いかがでしたか?
私たちは働きバチたちからたくさんの恩恵を受けていることに感謝しないといけないですね。
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